ニュース
景気が悪いのに円高なのはなぜ...?
2010.08.17[ニュース]
日本の景気って、まだまだ悪いですよね。
しかし、そんな中で深刻なのが今の「円高水準」です。
8月11日には、昨年11月以来の「84円台」を記録しましたし、
なぜ景気が悪いのにそれほどまでに円高が進むのでしょうか?
その最大の理由は「ドル安」です。
つまり、アメリカの景気回復の遅れの方が深刻なので、
ドル離れの資金が日本円に流れ込んでいるんですよ。
ドルが安くなれば、相対的に円が上がります。
したがって、日本に期待して資金が集まっているのではなく、
アメリカやEU圏に期待が持てないために、
比較的安全な資産と呼ばれる日本円が、世界中で買われているのです。
しかし、そこで困るのが日本の「輸出産業」です。
世界景気の停滞の「とばっちり」による円高なので、
まさに「とばっちりのとばっちり」を受けている状況なんですね。
ちなみに、8月11日の84円台は、
投機の短期筋による買いが影響した結果なのですが、
投機マネーは「84円82銭」のラインを1つのターゲットとしています。
昨年11月につけた最安値なのですが、
ここにトライして、さらに割り込むことに成功すれば、
もっと円高が進行する恐れがあると言われているんですよ。
日銀も市場介入したいでしょうが、アメリカが円高容認の姿勢を取っているので、
それが邪魔でなかなか介入できない状況なんですね。
さっさとアメリカ経済が回復してくれれば、
円安になることは間違いないのですが…
むむむ・・・ 頑張れアメリカ!日本の明日がかかっている!



