インタビュー

1日1000万円を売り上げた男・横山直広

2010.06.04[インタビュー]

横山直広×田中保彦インタビュー写真1

「1日1000万円」──その日、インフォトップに衝撃が走った。

さまざまな商品がひしめいているインフォトップにおいて、ひとつの商品が圧倒的な売上を叩き出すことは容易いことではない。しかし、「1日1000万円」の張本人が株式会社Catch the Webを率いる横山直広だということを聞くと、誰もが納得した。

NO.1ネットビジネス塾「常夏塾」を主催し、「犬のしつけ」教材でその地位を確固たるものに。そして1日1000万円を記録した伝説のPPC禁断ツール「Pandora(パンドラ)」・・・今回は開けてはいけない禁断の箱=パンドラにちなんで、インフォトップ代表取締役の田中保彦が「横山直広の考え」というパンドラの箱をついに開けることにした。

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横山直広(よこやま なおひろ) 横山直広(よこやま なおひろ)
株式会社Catch the web 代表取締役
インターネットビジネスNO.1の塾「常夏塾」を主催。
「犬のしつけ」等の教材でも爆発的なヒットを生み出す超一流のネットビジネスマーケッター。今回販売されたPPCアフィリエイトで秘かに稼いでいるライバルのPPC情報を丸裸にできる「PPC禁断ツー【Pandora(パンドラ)】」が一日1000万円という驚異的な売上を記録した。


【主な実績】
PPC禁断ツールPandora(パンドラ)



■Pandora(パンドラ)開発の裏話


田中:
まず、「Pandora(パンドラ)」が販売された経緯を教えていただけますか?

横山:開発の段階で、みんなが共有できるようなデータベースを作ってほしいというアイデア出しをしたんですね。これまで、自分のところで動かして自分の中にデータを作って、後で入れ替えをするといったツールはあったんですけど、それをサーバにおいてみんなで共有することができればもっと良いんじゃないかと思いまして。


田中:パンドラは横山さん自身が作ったのですか?

横山:いや、僕の兄に依頼しました。兄はプログラマーをやっているので。


田中:パンドラは1日に1000万円を売り上げたわけですが、そこまで売るのは相当大変だと思います。パンドラを販売するにあたり、何か特別なマーケティングを行いましたか?

横山直広×田中保彦インタビュー写真2 横山:うーん、そこまで緻密にマーケティングの計画は立てなかったですね。パンドラ自体は3月16日でいったん販売を終了したんですけど、3月1日から「パンドラが16日に販売中止になります」ということを自社リストやアフィリ通信でお知らせしたぐらいで。ただ、そのときはあまり売れなかった(笑)
で、これはヤバイと思ってアフィリエイターの方に「もうすぐ販売中止になるんで、よかったら売ってくれませんか」と直接お願いしまして。そしたらようやく売れ始めて、販売終了直前の月・火でメチャメチャ売れたと。




■1日1000万円を達成した横山流・リスト活用術



田中:キャンペーン期間そのものは長かったんですね。

横山:そうですね。結果として爆発的に売れたのが最後の2日間だったという話で。あと、キャンペーンとして「3月にパンドラを売ったアフィリエイターランキング」をやりました。ランキング上位の人にはそれぞれプレゼントを贈りますと。そうしたらその時点で1位の人は1位を守るためにさらに売ろうとしますし、2位以下の人は1位を目指して追いかけますよね。それで一気に売上が爆発したという感じでしたね。


田中:アフィリエイターは常夏塾の塾生さんですか?

横山:いえ、PPCアフィリエイト系のメルマガを出していた人がやってくれました。普段であればネットビジネス系のメルマガを書いている人にお願いすることが多いですが、「パンドラ」はPPCツールなのでその分野を得意とする人にお願いをして。知り合いだからとかという理由で適当に送ることはしません。


田中:ちなみにこれまでの1日の売上の最高額というのは?


横山直広×田中保彦インタビュー写真3 ちょっと詳しくは覚えていませんが、1日1000万円はこれまでで最高額だと思います。最近はメルマガアフィリエイターさんの数が減ったし、商品数も増えてきましたので。
たとえば、ゲームの数が少なかった時代は「エキサイトバイク」とかみんな持っていたじゃないですか。でも、今の時代みんながみんなエキサイトバイクを持っているってことはないですよね。競合が増えたというのは少なからず影響していると思いますよ。




■短期間で爆発的に売る「ツール」の破壊力



田中:
では、いま横山さんがメルマガを出すとしたらどんなメルマガを出しますか?

横山:やっぱりネットビジネス系のメルマガですかね。僕が一番得意な分野ですし。配信スタンドはまぐまぐ!かなぁ。


田中:堀江貴文さんなどは最近メルマガで活躍されていますし、メルマガの時代が来ているのかなという感じもあります。

横山:「モノを売るパワー」に関していえば、メルマガは相当強いと思います。商品を長く売っていきたいならPPCやSEOが有効だけど、短期間で売るなら絶対にメルマガは持っていたほうがいいですね。


田中:パンドラについて、「ツールだから爆発的に売れた」ということはありますか?

横山直広×田中保彦インタビュー写真4 横山:「ツールだから」というのは、もの凄くあると思います。ツールを使えば稼げるようになれると考える方もいらっしゃるでしょうしね。
パンドラですが、セキュリティもちゃんと考えられていて、1ライセンスにつき1PCでしか動かないようになっているんですね。ツールではなくPDF版のノウハウとして出すとなると真似されてしまう部分もあるでしょうし、どうしても情報が古くなってしまうので。


田中:普通、ここまで売れた商品は真似されることが多いかと思いますが、今後パンドラの類似商品が出てしまう可能性も考えられますよね。

横山:いや、出ないと思います。というのも、パンドラはデータを集めるためのツールを無料で配っているんですよ。で、その裏で広告データを取っているので、それこそ丸1年分の広告データが集まると。そのデータベースを他の人がイチから作るとなると・・・まあ難しいでしょうね。



■Pandora(パンドラ)のネーミングに秘められた戦略


田中:その広告データというのは、キーワードアドバイスツールのようなイメージですか?

横山:そうですね。他の機能としては、たとえば「巻くだけダイエット」というキーワードで検索したときに表示される広告を見ることができます。あとは検索で表示されたページの中のソースに「メタキーワード」というものが入っていると思うんですけど、それも調べてくれるんですね。「くびれ、足やせ」とか。そうやってデータを取ることで、誰にも真似できないレベルになっていくのかなと。


田中:ただ、そのキーワードは1年前のキーワードだったりすることもありますよね?

横山:それはしょうがないと思っています。逆に、1年前のキーワードがいまPPCで表示されていなかったとしたら、そのキーワードはいまPPCでは使えないんだな、ということがわかりますから。


田中:パンドラのレターを書くとき、特に意識した部分はありますか?

横山:パンドラはPPCツールですが、ツールの場合は「何ができるか」がもっとも重要です。それ以外ではお客様の声を載せることぐらいですね。あと、商品名と商品イメージは相当考えました。少し怪しさを出しながら、かつインパクトのある名前が良いと思うので。パンドラって何か秘密っぽいじゃないですか。開けたらヤバいよ、みたいな。


田中:レターには動画も入っていますが、動画を入れたほうが成約率が高くなるということはありますか?

横山:動画を入れたほうが見る人にとってはわかりやすいですよね。パンドラには「サクサク動き、サクサク見れる」という特徴があるので、それなら動画で見せたほうがいいなと思って。ただ、商品ページすべてに動画を入れれば良いというわけでもないと思います。




■先行者利益をあえて獲らないことで、失敗をなくす


田中:横山さんがネットビジネスの情報収集をするとき、どんな媒体を使いますか?

横山直広×田中保彦インタビュー写真5 横山:知り合いのメルマガを見ることが多いですね。あとはインフォトップのランキングの動向を見て「いま、何が売れているのか」をチェックしています。あと、うちの会社はメーリングリストから「こんなサイトがありました。この教材のページがすごく良いです」といったメールが結構流れているんですよ。
ただ、個人的な意見ですがこうやって人と話しているほうが情報収集になるかなと思っています。流行りモノも取り入れたいところですが、twitterは1回つぶやいて終わりましたからね(笑)


田中:実は今、インフォトップでは結構twitterに力を入れているんですよ。実際に社員につぶやいてもらったりして。

横山:twitterでマーケティングをしていくというのは大変な気もしますが、Ustreamはやってみたいですね。セミナーのライブ配信もできますし。ただ、うちの会社は先行者利益を獲ろうとは思っていないんです。誰かが先頭を走ってくれて「これは上手くいくんだ」と思ったらやればいい。そのほうが失敗せずに済むので。


田中:「成功する」という確信を得てから取り入れていくと。

横山:はい。まあそんなこと言っておいてtwitterでつぶやき始めるかもしれませんが(笑)




■株式会社Catch the webの展望、横山直広の野望


田中:横山さんは株式会社Catch the webを率いる立場でもありますが、社員に仕事を教えていく上で心がけている点はありますか?

横山:「仕事を任せる」ということは常に心がけています。ただ、現状任せてほったらかしになっている部分もあるので、それは良くないかなと。もうひとつは、この会社をこういう風にしていきたいんだよ、という方向性を見せてあげることですね。


田中:社員を採用するときの「こだわり」はありますか?

横山:こだわりという訳ではないんですけど、僕の会社の採用って、基本メルマガからなんですよ。たとえばアフィリエイト事業部ならアフィリエイトで結果が出た人を採用して、情報販売部なら情報販売で結果が出た人を採用するといった感じです。


田中:アフィリエイターを採用するとなると、その方にはアフィリエイト活動をやめていただくのですか?

横山:いや、うちの会社はアフィリOKなんですよ。だから給料の倍ぐらい稼いでいる社員もいますよ。正直いつ辞められてもしょうがないなという気持ちはありますが、それ以上にCatch the Webで学ぶことは大きいと思うので、それはそれでいいのかなと。


田中:横山さんが考える、ビジネスに一番大切なことは何ですか?

横山直広×田中保彦インタビュー写真6横山:「儲かるビジネスモデルを考えること」です。
ただ、儲かるためには相手にとってメリットがあるものでないといけない。そういう商品サービスを作って、ビジネスモデルを確立する。そこからマーケティングを展開する。良い商品とマーケティングができていれば理想的ですよね。


田中:儲かるビジネスモデルを考えるとき、一日の中のどのタイミングで考えていますか?

横山:まとまって考えることはしません。基本的には常に考えているので、それでパッと浮かんだものをつなげていく作業ですね。「マインドマップ」ってあるじゃないですか。実はあれって、発想がどんどん出る人は必要ないらしいんですよ。僕もそんな気がしていて、マインドマップがなくても発想つながるときはつながる。

たとえば、ネットマーケティング系のサイトを見たときにそのサイトが無料でやっていたら「最終的なキャッシュはどこだろう?」ということを頭に入れて、このビジネスモデルとこのビジネスモデルをつないでみようと考えます。だから、アイデアを考えて搾り出そうとすることはしません。


田中:では最後に、今後の横山さんの展望をお願いします。

横山:現在はPPCもSEOもしていますが、それは「インターネットマーケティングを極めるため」という理由があるんですね。必要なものを作ったら、必要な人が買っていく。ホントにそれだけだと思っていて、その分野において先頭集団を走るメリットはあるかなと。なのでインターネットマーケティングさえ極めることができれば大丈夫だと思うので、今後もその道を追求していきたいですね。


横山直広(よこやま なおひろ) 横山直広(よこやま なおひろ)
株式会社Catch the web 代表取締役
インターネットビジネスNO.1の塾「常夏塾」を主催。
「犬のしつけ」等の教材でも爆発的なヒットを生み出す超一流のネットビジネスマーケッター。今回販売されたPPCアフィリエイトで秘かに稼いでいるライバルのPPC情報を丸裸にできる「PPC禁断ツー【Pandora(パンドラ)】」が一日1000
万円という驚異的な売上を記録した。

【主な実績】
PPC禁断ツールPandora(パンドラ)



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