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マスタード依存で人生が狂いかけた男

2010.03.24[ニュース]

人間、はまるものは人それぞれ。
そして、始まりは些細なきっかけだったします。

アメリカ人のスティーブギブソンさんの場合も、
最初は単なる好奇心、もしくは小さな興味がきっかけでした。

彼がはまったものは「マスタード」。


マスタード

 一番最初に「マスタード」というキーワードで検索をかけたのは、
「ブラットワースト」と呼ばれるソーセージによくあうマスタードを探していたから。

ソーセージ

そして彼はマスタードについて討論するディスカッショングループに
出会ったのです。

更にそのグループのメンバーに勧められ、
彼はとあるマスタードファンのサイトに足を踏み入れます。


それが悪夢の始まりとなりました。


そのサイトは手作りマスタード、更には手作りマスタード用の酢の作り方、
マスタードシードの栽培方法などの情報が盛んに交換される、
マスタードファンのパラダイスだったのです。

マスタードにマスタードをかけますTシャツ
「僕はマスタードにはマスタードをかけて食べます」というTシャツ
 

スティーブさんも次第に手作りマスタードに凝り始め、
冷蔵庫に何種ものマスタードが並ぶようになりました。
 
 ところがマスタードへの執着はそれだけに留まらず、
スティーブさんは冷蔵庫のビン入りのジャムやピクルスを廃棄して
自作のマスタードを保存するという、少々常識を逸脱した行動に走り始めたのです。


最初は彼が新しい趣味を始めたことを応援していた家族も、
段々と彼の異常さに気づきはじめます。

妻のヘザーさん曰く、
 「彼が口を開くと必ず話題に上がるのがマスタードのディスカッションサイトの話だった」とか。


ある時は彼女が子供のサンドイッチにごく普通のマスタードを使っていたことで
スティーブさんが激高したこともあったのだそう。

怒ってる男

その頃からスティーブさんは自分の異常さに気づき始めたのかもしれません。


スティーブさんは、ある日ウィスコンシン州のマスタード博物館に
でかけようとしている自分に気づき、はっとしたのです。

「妻子もいる41歳の大の男が何やってるんだ?
俺が求めているのはこんな人生じゃない。俺は狂っている!」
と。

スティーブさんはサイトを去り、マスタードとも決別しました。
今も店頭に並ぶマスタードにみとれてしまう自分がたまにいるそうですが、すぐに我に返るそうです。


マスタードの陳列棚

酒や麻薬に限らず、人間、はまり方次第で何にでも依存できてしまうのですね。

特にインターネットという「いつでもどこでも」な媒体を通せば、
何でもない物ですら依存してしまう危険性がありそうです。


あなたは大丈夫?


(ピクルス)

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