インタビュー
15秒で、肉体が変わる!~山本けんじインタビュー~
2010.02.15[インタビュー]
好きな男性のタイプは? と女性が聞かれると、ほとんどの女性が外見に関しては「細マッチョの人が好き」「ボクサー体型の人が好き」と答える。男から見ても、格闘家の体や鍛えている人の体はカッコイイと思うし、自分もあんな体になりたいと思ってダンベルを買い、プロテインを買い、筋トレをはじめる。1年後、それは「邪魔なもの」になっているとも知らず・・・
山本 けんじ(やまもと けんじ)
長崎県出身。
1500人以上を「15秒筋トレ」で成功に導いている。
◆主な実績◆
【15秒筋トレ】自宅でお金をかけない肉体改造!
──「15秒筋トレ」の特徴を教えてください。
やはり、時間を取らないというところですね。15秒でできるということで、実践するハードルが低いんですよ。筋トレって、いざはじめようと思ってもなかなか実践できないし、続けられないことが多いんですね。結局続かないと意味がありませんし、続けたとしても効果のある方法でやらないと意味がないじゃないですか。
ムダな部分はそぎ落として、必要な部分だけを残して誰でも無理なく実践できるようにした。それが「15秒筋トレ」というわけです。
──私も実践してみましたが、15秒だけでも結構効きますよね。
そうなんですよ。サポートに来る質問でも、「15秒で本当に効くんですか?」というのが8割を占めていますから。でも、そのまま続けてみると20日ぐらいでどんどん筋肉が付いてきて、今度は「本当に筋肉が付きました!」という嬉しいメッセージが来ます。
そこまで実践していただくと、今度は「ここの部分の筋肉は付きましたが、ここの部分の筋肉はどうやって付ければいいんですか?」といったレベルの高い質問が来るんですよ。
──肉体改造を行うことで、日常生活でどんな効果が期待できますか?

生活習慣病をはじめとした健康面ですね。筋肉は脂肪を燃やす工場みたいなものですから、筋肉が落ちてしまうと、脂肪の代謝が滞って男性はメタボの可能性、動脈硬化・高血圧のリスクも高くなりますし、糖質の代謝が上手く働かなくなると血中に糖質が増えて糖尿病のリスクも高くなるんですね。
それ以外では、アンチエイジングにも効果があります。筋トレをすることで成長ホルモンの分泌が増え、肌の新陳代謝を整えたり、脳の機能を保ったりと良いことずくめなんですよ。成長ホルモン自体に、体脂肪燃焼の作用もあるので。
──筋トレで「やってはいけないこと」はありますか?
よく、「筋トレをやりながら食事制限をする」という方がいるんですけど、栄養が足りていないと筋肉は育たないんですね。栄養+休養=筋肉の成長になっていくので、エネルギーがない状態で筋トレをすると、筋肉を分解したあとにそのままエネルギーを作ってしまうので筋肉が付きにくくなってしまう。筋肉を鍛えるために筋トレをしているのに、筋肉が細くなって代謝も落ちて脂肪も付きやすい。まさに本末転倒です。
──栄養がないと筋肉は育たないということですが、筋トレと食事の組み合わせで、特に高い効果が期待できる食べ物はありますか?
特にこれを食べるというのではなく、バランスの良い食事を摂ることに限ります。ひとつの効果に焦点を当てても、他の栄養素が足りなければ意味がありませんからね。お肉・お魚・大豆・牛乳・卵・・・結局、行き着く先はバランスの良い食事ですね。
──山本さんは日頃から筋トレに関する書籍などをご覧になりますか?
いろいろ見たりしますよ。海外から取り寄せたりもしますし。海外の筋トレ本は面白いですね。特にアメリカなんかは筋肉大国とも言われるぐらいで、15秒筋トレとはまったく違うやり方なんです。バーベルもガンガン上げて、ガツガツ鍛えていますからね。
──筋トレには欠かせないプロテインに関しても、アメリカと日本とでは違いますか?
これは勘違いされている方が多いと思いますが、プロテインがないと筋肉がつかないというわけでは決してないんです。だって、プロテインがなかった昔の時代の人だって筋肉は付いているでしょ? 食事の中でタンパク質は補うことはできますよ。
──「プロテイン太り」という言葉もありますしね。

運動量が少ないのにプロテインを摂り過ぎてしまうと、プロテイン太りになる可能性はありますね。筋肉1gに対して、プロテインは2gぐらいで大丈夫なんですよ。たとえば、細マッチョな体になりたい方でしたら【体重×1.5g】で十分ですし、あとは食事で補える範囲ですよ。肉や魚にしても、ガツガツ毎日食べないといけないというわけでもないし、やり方と理論さえわかっていれば体作りは簡単です。
──山本さんはいつ頃から筋トレに興味を持つようになったのですか?
幼い頃からだと思います。仮面ライダーのようなヒーローに憧れて、「どういう体しているんだろう?なんであんなに高く飛べるんだろう?」とずっと疑問で。その視点で見る子供はなかなかいないですよね(笑)映画でも、ランボーとか凄い体をしているじゃないですか。それで、「自分もああなりたい」と思ったんです。
──その当時の筋トレのやり方ですぐに効果は出ましたか?
正直、たいして効果は出ませんでした。ただ、これは誰もが通る道なんですよ。筋肉に関する知識が豊富な方ですと、筋トレを続けているのに効果が出ない=ハードゲイナーだと思い込んでいることが多くて。ハードゲイナーは、筋トレをしても筋肉が増えない・皮下脂肪が少ない・食が細いなどの方に当てはまるんですけど、自分がそれだと勘違いしてしまって。それで体重とか色々聞いていくと、実はそんなことはなくて体を大きくするための筋トレのやり方を実践していないだけというケースが多いんですよね。
──そういった人間の体の深い知識については学校等で専門的に勉強されたのですか?
いえ、完全に独学です。筋肉に関する知識はもちろんのこと、内臓器官や栄養学、美容学も自分で勉強しました。余談ですが、私は学生時代に寮生活をしていたんですけど、私がいるフロアが通称「筋トレルーム」と言われていたんです(笑)そのときからみんなに筋トレのことを教えていたんですよ。
ホント、人体って凄く面白いですよね。歩き方ひとつをとっても十人十色じゃないですか。自分の歩き方は本当に合っているのかな? とか疑問を持ち出したら止まらなくなってしまうんです。そういうときは専門家に直接聞いたりしますが、人がまったく疑問を持たないところに疑問を持ってしまうんです。
──「15秒筋トレ」を実践して、一番最初に効果を実感する場所はどの部分ですか?
腕ですね。反対に、効果が表れるまでに時間がかかるのが腹筋です。実は腹筋というのは男性も女性も本当は割れていて、皮下脂肪があるのでそれが見えないだけなんですよ。なので、腹筋を割るためには体全体をビルドアップして、代謝を上げることで時間をかけてやっていくことが大切です。
──自分がなりたい体型になるためのトレーニング法というのもありますか?

「自分がなりたい体型」にも実は3つの傾向があるんです。たとえば、ぽっちゃり系の人が鍛えると、プロレスラーのような逆三角形の体になりやすいんです。そういう体型の方は有酸素運動・筋トレを増やして、栄養バランスを良くすることが大切です。
で、普通体型の人はボクサー型になりやすい。食事はそのままで、筋トレと有酸素を増やすことが大切です。痩せ型の人は細マッチョになりやすいので、有酸素運動を減らして栄養と筋トレを重視することが大切です。
──栄養と筋トレのバランスが大切なんですね。
「本当に自分がなりたい体型になる」ということを考えた場合、それを実現するにはやはり栄養に関することがわかってないと難しいです。わかっているようで実は全然わかっていないということもありますので。ただ、それがゴチャゴチャになっている人が多いのは、それを伝え切れていない筋トレ本が多いからなんですね。表面的なことを言っているだけで、「なぜこうなるのか」という説明が足りていない。15秒筋トレを読んでいただければ、その理由を理解していただけるかと思います。
──「成長期に筋トレをすると背が伸びなくなる」という話もありますが、まだ体ができていない時期に筋トレを行う弊害はありますか?
確かに筋トレのやりすぎは弊害になると思います。関節の骨を削るような激しい筋トレはやめたほうがいいでしょうね。ただ、普通に筋トレをしている分には成長ホルモンの分泌にも役立ちますし、体の機能を向上させるので、弊害になることはないと思いますよ。
──筋トレを行う時間帯によって効果が変わることはありますか?
時間帯ですか・・・成長ホルモンの点からお話をすれば、深夜の1~3時が一番成長ホルモンが出やすいです。つまり、筋トレをして、栄養を取り、この時間に休息すれば成長ホルモンの恩恵を受けて筋肉は育つということです。
──筋トレをする上で気をつけなければならないことは何ですか?

「今、何のために鍛えているのか」というところに重点を置くことですね。回数やセット数はそれほど重要ではなくて、高重量で低回数だけで十分。それを15秒やっていただくだけで筋肉に負荷はかかりますしね。
あと、アメリカの大学で面白い実験があって、右足に3セットの筋トレ、左足には30秒の筋トレをやったんです。それで1ヶ月後を見ると、どちらも効果は同じだったらしいです。結局、ある一定回数を超えると筋トレの効果は薄くなってしまうし、キツくて時間がかかるからどうしても続かなくなってしまう。その点、15秒筋トレは達成感の上に筋肉もつくので続けられるんだと思います。
──15秒だと時間も取らないですし、あまり時間が取れないサラリーマンにとっても有り難いですよね。
そうですね。そもそも筋トレで筋肉を身に付けたいという人は、ほとんど力仕事をしていないじゃないですか。「モテたい」とか「カッコよくなりたい」という願望があるから、筋肉を身に付けたいんだと思うんです。15秒筋トレを作ったのも、そういった気持ちを汲み取って、たとえ見せかけの筋肉でも付いていればいいじゃないか、それで自信が付けばいいじゃないかというのがありますね。
──山本さんは日頃からスポーツをされているのですか?
最近はボルダリングにハマっています。スタート地点とゴール地点が決まっていて、その道筋は自分で決められるんですけど、それがすごく新鮮で。屋内だと渋谷、池袋、高田馬場、恵比寿などいろんなところにあって、背中や脚の筋肉も鍛えられたりして普段使わない筋肉も使うので、いい筋トレにもなるんですよ。
──スポーツを通じて筋トレができれば、気軽に続けられそうですね。

そうですね。あと、スポーツというとこでいうと、15秒筋トレを実践されていて、昔スポーツをやっていましたという方で多いのが「昔の自分と比較してしまうこと」なんです。昔はラクラクできたのに、どうして今はできないんだろうとストレスを溜め込んでしまうと。それだけは止めてほしいんですね。
昔と今の筋肉が違うことは当たり前なので、いったん昔の自分をリセットして、今できることをやろうよと。それで体を変えていければ、そのほうが凄くワクワクしますしね。体を変えたことで積極的になれて、結婚までできた方もいらっしゃるんですよ。筋トレ教材と言いつつ、プライベートでの良いことの報告を受けることも多くて。
──購入者との距離が近くて、良い関係を築いているからこそ気軽に報告ができるんでしょうね。
それはあると思います。サポートにしても、気軽に問い合わせていただければほんの少しの疑問でもお答えしますし。筋トレって「これで大丈夫かな?」と疑問を持って実践すると付くべき筋肉もあまりつかないんですよ。
──その他、購入者からはどういったメールが届きますか?
15秒筋トレを購入していただいた方にはメルマガを配信しているんですけど、冬とかになると「冬に汗をかくための話題とかないですか?」という声をいただくこともあります。以前、15秒筋トレを実践していただいた50歳の方がいたんですけど、3ヶ月で凄いムキムキになったんですね。で、その写真をメルマガで流したところ物凄い反響がありまして。購入者のみなさんとは、ほのぼのした感じでやりとりしていますよ(笑)
──50歳の方でも変われるんだということがわかると、メルマガを読んだ方もさらに頑張ろうという気になりますしね。
実は、もともと「15秒筋トレ」は10代~20代をターゲットにして作ったんですよ。でも、去年アンケートをとったときに30代~40代の方が多いという結果が出まして。それで今度は30代~50代目線で15秒筋トレを作り直したら良い評価をいただくようになりした。これまで返金も数件しかありませんし、本当に嬉しい限りです。
それに、「体を鍛えることで女性にモテるようになりたい」という気持ちは40代50代であっても持っていることなんですよ。男は男でしかないというか、体を鍛えることで魅力・やる気が増したりすれば、それが一番良いことなのかなと思います。
──実際に「モテるようになった」という声もありますか?
まず、筋トレをすると体型が大きく変わるんですね。それによって、服装が変わります。自分の体に合った服装を選ぶようになるので、ファッション雑誌を読んだりしてどんどんオシャレになっていくと。あと、彼女がいる方が、彼女から「最近筋肉ついたね」と言われて凄く嬉しかったという話も聞きます。そういったメールを見ると私としてもやりがいがありますよね。
──人の目が気になるから筋トレをするという側面もあるんでしょうね。

それは凄くいいことだと思います。自分が変われる良いチャンス・きっかけになるので。あと、自分ひとりだと強い意志を持って続けることが難しいというのがあるので、15秒筋トレではコミュニティも用意しています。それ以外にもモチベーションを上げるためにメンタルのコーチも雇って、続けていただくためのサポートをしています。実践していただかないと、なりたい体型にはなれないですからね。
──「15秒筋トレ」はダイエット目的の方でも使えるのですか?
やり方次第ですね。ちょっと話が逸れますが「痩せるためにランニングをしています」という人は多いかと思いますが、実は用途としては間違っているんですね。というのも、「痩せるための走り方」があって、【心拍数220-年齢×0.65~0.85】の心拍数で走ると一番脂肪が燃えやすいと言われています。つまり、早歩き程度のスピードで走るのが一番脂肪を効率的に燃やせるということなんです。
──速く走れば良いというわけでもないんですね。
「痩せるために思いっきり走る」というのは疲れるだけで、痩せやすいとは言えないです。確かに体幹を鍛えられますし、安定もするんですけど、痩せるとなるとちょっと・・・
※体幹(たいかん):体の軸になる部分で、腹筋・背筋・胸筋・足の筋肉を含む胴体部分を指します。鍛えると、たくましい見た目になります。
──外ではなく、ジムのランニングマシーンで走っても痩せることは可能ですか?
実は、ランニングマシーンで走るのと普通の道で走るのとでも用途が違ってくるんですね。ランニングマシーンは下が柔らかいので、ちょっと肥満体型な人が合っています。脚に負荷をかけない状態で自分で足を踏み出すということをしなくてもいいわけですから。逆にいえば、ジムのランニングマシーンで何十分も走れたからといって、普通の道で走ると10分ぐらいで足の疲れで走れなくなってしまうこともあるので。
ちなみに、筋トレのあとにランニングをすると、筋肉に使われるエネルギーがランニングに使われてしまうので筋肉が細くなってしまいます。もし筋トレとランニングを組み合わせるんだったら、筋トレの前にランニングをすると。そうすれば筋トレ時により多くの体脂肪を燃やすことができるはずですよ。
──体脂肪計や体重計で日々体の変化を確認したほうが良いのですか?
もちろんそれを行うことは変化を実感する目安にはなるんですけど、人間の体って水や塩分を体に含んだり、またそれが少なくなったりするだけで簡単に変化が出るので日々体重が変わることなんてザラです。なので、体脂肪や体重を気にするのではなく、鏡で自分の姿を見ながら目指している体型に近づいていったほうが効率的だと思います。
──最終的には、自分自身で自分に合った筋トレを実践できるようになれますか?

はい。「自分で考えて、自分で体をコントロールする」というのが15秒筋トレの目的のひとつでもあるので。「守破離」という言葉がありますが、最初は15秒筋トレに書いてあることを守っていただいて、その次に「破」で15秒筋トレ+オリジナルの何かを付け加える。最後に「離」で、15秒筋トレから離れて自分のオリジナルのやり方を確立すると。「守破離」が私にとってベストな方向性ですし、15秒筋トレのコンセプトにもなっています。
──最後に、これから15秒筋トレをはじめようという方へメッセージをお願いします。
15秒という短い時間で筋肉がつくというと「ウソに決まっている」と思われる方は多いでしょうが、実際結果を出し続けています。
ここで、15秒筋トレが気になるあなたに2つ質問をします。
・今までの筋トレで筋肉をつけることはできましたか?
・また、続けることはできましたか?
翌日、筋肉痛で辛い日々だったと思います。筋肉痛=筋肉がつくのでしたら、すごく理想的ですが、そうではありません。今のあなたの体型は、あなたの今までの選択によってできたものです。一歩を踏み出すのも、踏み出さないのもあなた次第です。
山本 けんじ(やまもと けんじ)
長崎県出身。
1500人以上を「15秒筋トレ」で成功に導いている。
◆主な実績◆
【15秒筋トレ】自宅でお金をかけない肉体改造!



