インタビュー

12年以上勝ち続けているシステムトレード。その秘密は『人間心理』

2010.01.25[インタビュー]

インフォトップに山ほどある、投資に関する教材。

数々のノウハウが出ては消え、出ては消え・・・移り変わりの激しいジャンルであるがゆえに、長期間トップクラスの実績を残しているというケースは稀だ。


しかし、そんな『投資』というジャンルで、20073月から不動の地位を築いている集団がある。『開拓者』を意味するPATHFINDERという言葉を持つ、合同会社PATHFINDERの生田智也氏。『人間心理の変化をトレードに活用する』その手法の全貌が、明らかになる──


生田 智也 (ニックネーム:くまひげ先生)
生田 智也医療施設の総院長を経て、現在、投資ストラテジスト プロ投資家。
米国の革命的治療技術や検査技術を、いち早く取り入れ、日本国内で普及させる。
プロスポーツ選手 政治・経済・芸能・宗教界の著名人の患者多数。TV、新聞、雑誌等のマスコミ取材多数あり。

一般家庭にパソコンが普及していない時代に、当時、最先端のオンライントレードを自宅に取り入れる。ちなみに、初めての、オンライントレードは、電話回線にファミコンを接続した方法でスタート。 ※詳細プロフィールは記事末尾

ゾーン・システム★Zone★日経225+TOPIX特別版◆相場参加者の心理的偏向を利益に!メガ・ヒット第3弾


──本教材で生田さんは「日経225先物」「TOPIX先物」を投資手法とされていますが、なぜこのふたつを投資手法として選んだのですか?

 

大きく分けてふたつの理由があります。ひとつは、よく相場を観察してみると、これらの投資商品には個人投資家にとって優位性を得ることができる条件が備わっているということです。具体的には、一定の法則に基づく値動きがパターン化して起こりやすく、また価格形成に特有の歪みを持っているということです。


もうひとつは、株式などに比べ、高いレバレッジを効かせることができる点です。ただ、私個人は、「日経225先物」「TOPIX先物」だけでなく、メジャーな「FX」から、一般の個人投資家の参入が少ない「商品先物」「外国株式オプション」まで多くのデリバティブ市場に投資をおこなっています。

 

 

──いつ頃から日経225先物・TOPIX先物を開始されたのですか?

 

ずいぶん前のことなので、正確にいつ頃からかは覚えていませんが、

投資は始めてから20年以上前、株価指数先物を始めたのは10年以上前になると思います。

 

 

──日経225先物・TOPIX先物の存在を知ったとき、「これは稼げる」とすぐにその可能性を感じましたか?

 

生田 智也

それまでは株式投資をしておりましたので、最初は非常にリスキーだと思いました。当時はまだ、必要証拠金がとても高額で個人投資家の参入はとても少ない状態でしたので。


しかし、観察しているうちに個別株式よりも値動きが読みやすいことに気づきました。今では多くの投資家が知っていますが、当時「米国市場との相関性」に気付いた時には稼げると感じました。

 

 

──先物取引は「リスクが高い」ということがよく言われていますが、リスクを回避するためにどういった対策を行っていますか?

 

これは相場環境によっていくつも対応の方法がありますが、まずデイトレードで夜間の米国市場の変動に対する影響を受けにくいポジションを取るといった戦略を中心に考えます。それ以外のオーバーナイトのポジションを持つものは、相関性のある銘柄でヘッジ(反対のポジション)をかけることが多いです。


私の『ダヴィンチ投資術(Davinci225T)』という投資システムも本来、難しいヘッジの手法を、初心者の個人投資家の方々でも簡単に利用できるようにシステム化したものです。これ以上、ヘッジをおこなう上で、簡単で、個人投資家が利益をあげることが可能な戦略はないのではと考えています。

 

 

──マーケットの心理状態を利益に変える【ZONEシステム】の特徴を教えてください。

 

相場における本質的なリスクとは、不確実性(リスク=不確実性)です。不確実性は、自分の予想や予測した方向と異なる方向への大きな値動きを生みだす可能性をもっています。これが、相場参加者の最大の不安なのです。相場参加者の心理的反応を統計的に調べると、リスクを感じる特定の【心理的Zone(ゾーン)】により相場参加者の行動が変化するため、相場の方向性や反応の強弱が変わることが判りました。


今までにない、システムの特徴として、この反応の切り替わる部分を独自に「メンタル・ゾーン」と呼び、心理的な反応が変わる、『メンタル・ゾーン1』と『メンタル・ゾーン2』『メンタル・ゾーン3』・・・というように各ゾーンでシステムの反応が変わる戦略を考案いたしました。各ゾーンでは、相場参加者の心理的状態から、比較的、明確に反応が変わるのです。

 

 

──マーケットや銘柄によって相場の参加者は異なるかと思いますが、そうなった場合にこの『Zone』は異なってくるのですか?

はい。日経225先物・TOPIX先物・海外株価指数先物・商品先物・FX・海外株価指数先物・海外株式によって、Zoneにはそれぞれ特徴的な相違があるのです。これらを多くのデータで統計的に調べた結果を用い、それぞれの銘柄のシステムとして構築しています。


通常、ひとつの銘柄にしかあてはまらない戦略がほとんどですが、【ZONEシステム】は、これらの全ての銘柄において一定の優位性を持つ希少な戦略であるといえます。

 

 

──「マーケットの心理状態」が利益につながると気がついたのはいつ頃でしたか?

 

生田 智也

投資をはじめて間もない頃から、相場では参加者の心理状態を考慮して参入する方向を決めることの重要性に気づいていましたが、当初は、現在のような戦略は思いつきませんでした。


20年以上前ではネット取引もありませんでしたし、実際に手に入る情報やデータも少なかったですから、実際の投資の成果には結び付けることはできませんでした。ネット取引ができるようになったから、多くの戦略を考えていきました。

 

 

──ZONEシステム】では、最大でどれくらいのリターンが期待できますか?

 

デリバティブでは、自己資金の額によってリターンが大きく異なりますので参考になる金額を申し上げることはできませんが、【ZONEシステム】は、普遍的な人間心理の反応に対して優位性を得るシステムですので、通常のテクニカル分析主体のシステムと異なり長期的な優位性や収益は充分見込めると考えております。


現在までにこの戦略を利用している投資仲間の方々も、数年に渡り、日経225先物・TOPIX先物以外にFXなど複数の市場で安定した利益を上げています。

 

 

──12年間にわたって勝ち続けたシステム」とありますが、12年間も勝ち続けた手法を公開することに躊躇はありませんでしたか?

 

私の周りには、私のおこなっている投資戦略に興味を持っていただいている投資仲間が多く、現在の状態では、差し支えない範囲では公開せざるを得ない立場になっています。まだまだ、投資戦略は数多くありますので、教材の方は、比較的、誰もが投資しやすいものにフォーカスして公開させていただいております。

 

 

──この手法を応用して、他の投資法や他国の株でも利益を上げることはできますか?

 

可能です。FXをはじめ、海外の株価指数先物や株式に応用が可能であることが判っています。特にFX市場では、テクニカル分析を使うよりもずっと簡単に、今回の株価指数先物よりもさらに高いパフォーマンスを上げることが可能となっています。

 

 

──投資をはじめた当初は、今とは違う手法だったのですか?

 

生田 智也

どちらかというと、投資初心者の頃はテクニカル分析主体でした。現在のような投資プラットフォームはありませんでしたので、手書きでチャートを書いていました。この時の経験が、多くの人が相場から退場する中、長年相場で生き残れた理由だと思っています。


現在は、事前に【ZONEシステム】のような方法で方向性を確認したり、統計的なアノマリーを加えて総合的な判断をおこなったうえでエントリーしています。

 

 

──世の中の景気や不祥事、新事業の展開や合併などは銘柄の値動きを左右する重要なものだと思いますが、それ以外に銘柄の値動きを左右する要素はありますか?

 

ファンダメンタルズ的な要因以外に重要なものとしては、【ZONEシステム】で取り上げた、相場参加者の大衆心理と「誰が現在の相場を、どの方向に動かそうとしているのか?」という相場を動かしている主人公に常に着目しています。


特に、日本のマーケットは外国人投資家の動向によって大きく変わりますので、彼らがどのような方向で何時、どの銘柄に仕掛けてくるか、どこで手仕舞うのかを考えて投資をおこなうことが重要です。

 

 

──日経225先物に限らず、今後時代が変化することによって生田さんの投資手法が変化していくということはありますか?

 

過去に優位性を得られた投資手法をベースとしながらも、大きく変わる時代背景にマッチする新しい戦略を常に考えていく必要があると考えています。私は、システムトレード一辺倒ではなく、システムをベースとして、一定のルールに基づく裁量をプラスすることで通常よりも良いリターンを得ることに成功しています。

 

 

──自分より凄いと思う投資家、またその手法を参考にされた投資家はいますか?

 

投資手法では、著明なラリー・ウィリアムズに大きな影響を受けました。投資心理については、オプショントレーダーのトム・バッソ、心理学者のパン・E・タープ博士、東洋医学を通じて東洋的な思想に影響を受けています。

 

 

──生田さんの目から見た、投資に向いている性格やタイプなどはありますか?

 

銘柄やトレードスタイルによって向き不向きは異なりますが、日本の武道でいうところの、『明鏡止水』の心境になれる投資家は強いですね。高いレベルに到達するのは難しいでしょうが、現在の技術でいえば、NLP(神経言語プログラミング)等やヒプノセラピー(自己催眠)・イメージ療法などを使えば、意外と短期間で同様の心理レベルに近づけることは可能です。

 

 

──反対に、投資に向いていない性格やタイプなどはありますか?

 

『明鏡止水』と逆の状態です。心の中に大きな動揺がある時です。私も心理的動揺が基で、オプションで損失を大きくして退場寸前までいったことがあります。損切りをせずに、とことんまで戦おうとして1億円近い口座の大半を失いました。

このように、緊急時に冷静な判断ができない時は、大きくやられます。


現在では完全に復活し、この時の教訓が自分の投資戦略やリスクを管理する上での最高の教訓となっています。

 

 

──生田さんは医療の現場でもご活躍されてきたそうですが、そこで得た経験が投資で役立つということはありますか?

 

生田

レントゲンを用いた背骨の分析技術は、背骨のカーブに線を引き、角度を測り詳細に分析していくのですが、相場のトレンド・サポート・レジスタンス等のラインの引くのと同じような感覚になることが良くあります。


これとは別に、東洋医学の思想にある陰陽の考え方や、呼吸法は、相場をおこなう上での心理面に大きく役立っています。

 

 

──これから投資を始めるにあたって、「これだけは学んでおいたほうがいい!」というものはありますか?

 

投資をはじめたころは、「自分が相場で何をしているか?」が、全く見えていないことが多いものです。自分が、何の根拠があって、どのようなルールで、どんなゴールを目指してトレードをおこなっているのかがはっきりしない投資は成功しません。


ひとつだけお薦めするならば、自分の投資メモを作ることです。そして、自分の弱点や強みを技術面と心理面ともに炙り出すのです。半年続ければ大きく勝者に向かい変化している自分に気づくでしょう。

 

 

──投資で生活していきたいと考えている方は多いかと思いますが、生田さんの中に「これだけ稼げるようになれば大丈夫」という基準はありますか?

 

生活していくレベルとなると、通常の仕事で生活していくよりも数倍難しいと思います。自分がひとつの会社を立ち上げ、そこで本気で事業を拡大するだけの労力と熱意が必要です。短期的にまぐれで稼いだ人は別として、10年という長期的スパンで見たときに、相場で生活できる人は、成功した起業家に近いと考えています。

 

 

──投資を行っている方の中には塾を立ち上げて運営されている方もいらっしゃいますが、そういったビジネス展開は考えていますか?

 

今でも、頼まれて不定期で投資セミナーをおこなっていますが、自分で投資している方が楽しいです。ただ、相場経験は多くの人に比べて長い方だと思いますので、投資初心者の方々に貢献できるようなスクールをしても良いと考えています。


また、証券会社の経営者の方々からシステムトレードに関する協力要請もいただいており、今後さらに多くの方に新たな有意義な情報提供ができるかもしれません。加えて、投資書籍出版のお誘いもあったのですが気が進まず今まで保留にしてきましたので、ご依頼があれば、2010年は前向きに取り掛かろうと考えております。

 

 

──投資をこれから始めようとしている方にアドバイスなどありましたら、お願いします。

 

多くの投資家を見てきて感じることですが、投資の95%の勝者と5%の敗者では結果だけみると明らか大きく異なりますが、実は勝者と敗者の間には、大きな差ではなく、僅かな差しかありません。


あなたが、人より少しでも新しい考え方を持ち、少しでも優位性のある戦略を手に入れ、少しでも努力をして少しでも勇気を持って相場に臨むのなら、勝者として生き残ることは可能になると信じています。



生田 智也(ニックネーム:くまひげ先生)
生田 智也医療施設の総院長を経て、現在、投資ストラテジストプロ投資家。

独自の理想とする治療を推進する為、毎年数回の海外研修を実施、積極的に海外の治療システムを導入。米国の革命的治療技術や検査技術を、いち早く取り入れ、日本国内で普及させる。椎間板ヘルニア・姿勢分析に関する独自の新しいアプローチの治療システムを構築。

プロスポーツ選手 政治・経済・芸能・宗教界の著名人の患者多数。TV、新聞、雑誌等のマスコミ取材多数あり。著書に「健康へのマスターキー」「骨太カルテ」、DVD「ISMT」等

独立開業した書生・部下は10人を超え、現在、多くの患者様の治療にあたっている。

一般家庭にパソコンが普及していない時代に、当時、最先端のオンライントレードを自宅に取り入れる。ちなみに、初めての、オンライントレードは、電話回線にファミコンを接続した方法でスタート。

20年以上の相場経験を経て、
2008年度に施設・医療機器を譲渡、本格的にプロの投資家となる。

くまひげ先生のニックネームで独自の研究や専門分野を生かした、
従来の固定概念を覆す投資家に対するコーチング・メンタルセラピー・各種セミナー・投資ストラテジー・システムトレードは、大好評。トータルで、現在までに7,500人以上の人に利用されている。

構築したシステムとストラテジーは600種類を超える。
株式・FX・株価指数先物・商品先物・海外株式・オプションまで投資範囲は広い。

投資の醍醐味は、心理の探求
投資とは、人生の縮図。

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