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あの人気小説が原作のコノ映画(2)

2009.12.08[ニュース]

続きましては......
読んだ当初、なぜこんなにも絶賛されているのかよくわからなかった
『食堂かたつむり』。

 

 

『食堂かたつむり』

 

トルコ料理店での仕事を終えて帰ってくると、部屋の中は空っぽだった。
一緒に暮らしていたインド人の恋人が部屋のものをすっかり持ち去って失踪してしまったのだ。
失意の中、声まで出なくなった「私」に残されたのは、祖母の形見の「ぬか床」だけ。
大嫌いだった母の元に戻った「私」は、実家の敷地内で
一日一組限定の〈食堂かたつむり〉をオープンさせる......。

 


主人公の倫子を演じるのは、柴咲コウさん。

『食堂かたつむり』2 

 

お話はどちらかといえば薄味なので、
なぜに柴咲さんをキャスティング?と思いましたが、原作を読めば納得できます。


失声症になってしまった倫子には、ラストまでセリフがないんですよ~。


インパクトのあるルックスいうか、説得力のある表情というか、
とにかく目だけで演技できる女優さんが必要だったわけですね。
柴咲さん、私生活でもお料理は得意なようですし。

 

 

一癖も二癖もある、お母さん役の余貴美子さん
(『おくりびと』『空気人形』などで独特の存在感を放ってます)
との絡みや、かつて小林聡美さんが主演した『かもめ食堂』さながらの
美味しそうな料理のシーンが楽しみです。

 


ちなみに、原作者の小川糸さんの夫は有名音楽プロデューサー。
糸さん自身も春嵐の名前で作詞を手がけていらっしゃいます。
もともと料理がお好きなようで、アーティストの皆さんに手料理をふるまっていたそうです。

 


そういった経緯からでしょうか。この小説に対する書評は全体的にちと辛め。
「道楽でモノ書きなんかすんな!」みたいな......。

 


とはいえ、原作は「筆力よりも世界観がモノを言う作品」ですので、
映画化するにはもってこいだったかも。
実際、映像化権に関してはナント23社が争奪戦を繰り広げたそう。
目指すは日本版『アメリ』だとか。

 

『食堂かたつむり』3 

 

『食堂かたつむり』

来年2月にオープンです。

 

(くりやまももこ)

 

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