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2010年 サバイバルなヒロインが新しい

2009.10.20[ニュース]

『宇宙戦艦ヤマト』が実写映画化されることが正式発表になり、
ヒロイン・森雪役が沢尻エリカから黒木メイサに変更されたこと、
古代進役がすでに30代半ばとなったキムタクであることについて、
「これって、どうよ~!?」
的な話題をさらっていましたが......。

 

 

個人的には、前々から映画化を熱烈に希望しておりました
桐野夏生氏の小説が本当に映画化されちゃう♪ということで、
コチラのほうが気になってます。


『東京島』

『東京島』1 

総計32人が流れ着いた太平洋の無人島。女は清子ひとりだけ。
待てど暮らせど救助の船は来ない。いつしか皆は島をトウキョウと呼ぶようになる。
欲と感情を剥き出しに、生にすがりつく人間たちを描いた傑作長編。


 

女であることを武器に、極限状態に置かれても
強く逞しくしたたかに生きる清子の姿に共感する女性たちの圧倒的な支持を得たのだとか。


 

読み終わったあと、
「ロケはぜひ八丈島で!」
「メガホンを取るのは北野武監督で!」

などと勝手なことを考えていたのですが、
実際には、今月半ばから沖永良部島や徳之島にて
約40日間に及ぶ撮影が始まっているそうです。


 

で、気になるヒロイン・清子を演じるのは......

 

『東京島』2

 

「日本一不幸が似合う女優」といわれた木村多江さん。

『ぐるりのこと』では子どもを亡くして壊れていく主婦を演じて
日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞したわけですが、
あらー、こんなに汚くなっちゃって......。


 

原作では、清子は四十代半ばにして計算高く男たちの間を渡り歩き、
最後には双子を出産し、島を脱出するという筋書き。


 

私なんかは、ものすごく勝手に
「にいちゃん、もっとまけてえな」
などと商店街でサンマを値切る大阪のおばちゃんに負けないほど
豪快な女性を想像していたのですが、木村さんは全然違いますよねぇ。


 

ともあれ、清子が今までにない新しいヒロイン像になること、
「美人だけど幸薄顔」の木村さんが清子を演じることで
女優としてまた新しい境地を開拓することはほぼ間違いないでしょう。


 

共演は福士誠治、柄本佑、木村了、鶴見辰吾さん。
原作を読めば、どの俳優さんが誰役なのか一目瞭然かも。


 

現在進行中の島での撮影は過酷な合宿状態だそうですが......


 

これも一種のサバイバル?ですね。

 

 

(くりやまももこ)


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