インタビュー
7月特集【後編】時代を超える、変幻自在の投資術「ナチュラル・ボーン・トレーダー」~斉藤正章インタビュー~
──斉藤さんは2005年に独立されたそうですが、安定した職を捨てて独立することに迷いはありませんでしたか?
私の場合、もともとサラリーマンになる前から独立志向が強かったんです。小学生の頃からサラリーマンは一時的にしかやらない、と決めていたぐらいなので。独立は予定通りといえば予定通りかなと(笑)まあ予定より少し早かったですが。ただ、これは私の価値観なので、必ずしも独立することが正しいとは思っていません。
──斉藤さんが正しいと思った独立への道にあったのが、システムトレードでした。
システムトレードに関しては、分析していること自体が半分趣味のような感じですし、どちらかというとゲームに近い感覚なのかもしれません。システムトレード=趣味というか、その時間自体を楽しんでいるという感覚は自分の中にありますね。
──ゲームに近い感覚だったシステムトレードで、執筆活動やセミナーなどを行うようになると思っていましたか?
まったく思っていませんでした(笑)正直に言うと、セミナー自体は自分から積極的にやりたいとは思っていなくて。こういうことをやってくれないか、という声に合わせてやっている感じですね。もしかしたら、そういった仕事がなくなれば嬉しいのかもしれないですね(笑)
──無理をせず、あくまで自然体でやっていくと。
そうですね。無理に仕事ばかりになる必要も無いですし、自分のプライベートな時間も大事にしたいですから。
──それでは最後に、今後の目標・展望を教えてください。
今後もシステムトレードを続けていくことに変わりはないと思いますが、「プラスの収支を達成する」という目標をより安定させるためのチャレンジをしていきたいと思っています。たとえば、デイトレードの分析をして有用なルールを見つけ出し、自動化して売買させるなどといったことです。システムトレード以外にも運用を安定させるための手段があれば積極的に活用して、常にプラスアルファを目指していきたいと思います。
野球のイチロー選手は、大リーグ挑戦の際に日本で結果を残してきた「振り子打法」を捨て、新しい打法にチャレンジした。そして斉藤氏も、勝率80%を誇る「逆張りルール」を残しつつも、新しい手法への取り組みを進めている。
このふたりに共通するもの、それは「やり方は、目的を達成するための手段に過ぎない」ということ。斉藤氏はこれからも「投資で収益を上げる」という目的を達成するため、さらなる運用ルールの確立をしていくというチャレンジをし続けることだろう。
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斉藤正章(サイトウ マサアキ)
200万円を3年間で1億円にした個人投資家。
SEとしてのスキルを活かした、システムトレードを得意とする。
逆張りの売買ルールは、過去22年間にわたり有効に機能している。
システムトレードに関する著書も多数出版。
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