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囚人の訓練によるセラピー犬
2009.06.23[ニュース]
ニューヨークの刑務所で、興味深いプログラムが行なわれています。
それは「小犬訓練プログラム」。
プログラム参加に選ばれた囚人は与えられた生後8ヶ月の小犬を養育・訓練することになります。
囚人と小犬は24時間一緒に行動し、寝る時も小犬は囚人の檻の中。

訓練の終了した小犬はその後障害者、
特に負傷した軍人達を助けるセラピー犬として活躍します。
17歳の時から「第二級殺人罪」の罪で服役中の33歳のロベルト。
彼はこの小犬訓練プログラム参加者に選ばれました。
彼の相棒はフランキー。
出会ってすぐに彼らの間にはステキな絆が芽生えました。
そんな彼らにも別れの時がやってきます。
フランキーがセラピー犬としてデビューする日が来たのです。
共に暮らし、絆を深めたロベルトにとって、小犬との別れはたやすくはありませんでしたが、
数ヶ月後フランキーを伴って現れた軍人に
「あなたの訓練してくれた小犬のおかげで、
悪夢やフラッシュバックなどから救われています。
1年半前にできなかったこともできるようになりました」と感謝され、感無量。
ロベルトはこの夏に刑務所から釈放されます。
彼曰く「このプログラムで学んだことは一生忘れない」とのこと。
この軍人は路上爆弾を受け脳に傷を負い、悪夢やフラッシュバックなどのつらいトラウマの症状に苦しんでいましたが、フランキーのおかげで笑顔を取り戻したと、家族も大喜び。
英語に「犬は男の親友である」という表現がありますが、犬は本当に人々の心を癒してくれます。
といっても別に肩をもんでくれるわけでも、ジョークを言って笑わせてくれるわけでもありません。
犬のまっすぐな愛情と忠誠心。それが傷ついた人々を癒すのですね。
老人ホームや病院でも、セラピー犬は多く活躍しています。
そのセラピー犬を囚人に訓練させる。
これほどまでに合理的で効果的なやり方があったでしょうか。
アメリカは画期的なアイデアが生まれる国ですが、今回も脱帽です。
日本でも導入されるといいですね。
(ピクルス)


