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中日新聞「検察庁書き込み100件」の言い訳
2009.03.09[ニュース]
平気でうそを掲載する中日新聞、という記事でも書いたのだが、中日新聞は3月5日朝刊の紙面で、民主党小沢代表の秘書の逮捕を受けて、検察庁のホームページに100件以上の書き込みがあった、と伝えた。
しかし、検察庁のホームページには、どこを見ても書き込むところは存在しない。
そこで、3月7日(土)の夕方に、中日新聞名古屋本社に問い合わせてみた。
電話に出たのは若い女性で、今は記事に関する問い合わせを受けている担当の人間がいないので、月曜になってから、かけ直してほしいと、担当の部署の電話番号を教えてくれた。
「中日新聞の記事」
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2009030502000166.html
(ウェブ魚拓)
「検察庁のホームページ」
http://www.kensatsu.go.jp/
そこで、今日、改めてその部署に電話で問い合わせてみた。
電話に出たのは中年の男性で、私は素直に「中日新聞さんの紙面には検察庁に書き込みが100件以上あったと書かれていますが、検察庁のホームページをいくら探しても書き込むところがないのですが」と聞いてみた。
(中日新聞のサイト)
男性は「それはね、できるようなこと言ってたんだけど、ちょっと待ってください」と言うと、電話の向こう側で「あの検察庁の書くやつ、どうやるんだっけ?」とだれかにたずねていた。おそらくすでに何件か同じ問い合わせがあったのだろう。
しばらくするとふたたび同じ男性が電話に出て、「検察庁のホームページに日本地図があるでしょ? そこの霞ヶ関のところに、お問い合わせがあるんですよ」と言ってきた。
私は、中日新聞に問い合わせる前に検察庁のホームページをすみからすみまで見ているので、そんなことは百も承知である。「お問い合わせ」はメールフォームであり、書き込みではない。
「それはメールですよね? 掲示板みたいに書き込みができる場所はないんですよね?」
私が聞くと、男性は半ギレで、
「当たり前じゃないですか! あのね、検察が捜査のタレコミみたいなこと、公開できるようにするわけないじゃないですか!」と言ってきた。
「じゃあ、なんで100件以上あったことがわかるんですか? 検察は中日新聞には機密事項を教えてくれるのですか?」とたずねると、
「それは、取材をすればわかるんですよ!」
と、相変わらずキレたまま、答えてきた。
つまり、中日新聞はメールが100件以上送られてきたということを「ホームページへの書き込みも100件近くに達した」と書いたのだ。なぜ、メールが100件以上あった、と書かないのだろう。
「それはつまり、メールが100件送られてきたことを『ホームページへの書き込みも100件近くに達した』と書いたということですよね。それって、一般的な感覚からして、誤解されると思うのですが?」
そうたずねると、
「いやー、書き込みという表現がメールをあらわしていても、特段問題はないと思うんですけどね」
と男性は答えた。それが間違えた表現とは思わないのですね? と聞くと、じゃあそれは上の者に伝えておきます、と言って電話を切られた。
メールのことを書き込みと表現してもおかしくないと言い張る中日新聞。
どこか、ずれてしまっているような気がしてならない。
(近添真琴)


