インタビュー
金融危機特集【2】株式会社ジュールの見解
百年に一度とも言われる世界的な不況。
インターネットを利用したビジネスは、他の業種に比べて、景気の影響は受けにくいと言われているが、当然ここまでの「金融危機」と呼ばれる状況では、ネットビジネスの世界にも少なからず影響を及ぼしていることは確かだろう。
3月は「金融危機特集」と題して、この不況をどう乗り越えるべきか、識者の方たちから意見を聞いていきたいと思う。
今回は、有価証券の投資に関する情報提供などを行っている、株式会社ジュールの見解を聞いた。
株式会社Joule - ジュール -〒532-0011
大阪府大阪市淀川区西中島4丁目3-5 NLCセントラルビル6F
株式会社JouleTel:06-6886-0133(代表)
Fax:06-6886-0166設立・平成20年9月3日
資本金・5,000,000円
役員・代表取締役 清水 崇
従業員数・31名
Q1.100年に一度の世界不況、金融不安と言われておりますが、
どのようにお考えでしょうか?
昨年の株式市場は、たった一年間で日経平均が7,000円近く急落するなど、80年代のバブル崩壊を彷彿とさせるものとなりました。
経済というものはバブルと不況を繰り返しながら成長を遂げていくものではありますが、今回のサブプライムローンなどの住宅バブルは、過熱感の度合いがこれまでのものとは比べものになりませんでした。
経済に知識がある人間であれば、今回のバブル崩壊は必然的に予見できたのですが、欧米金融機関(主に米国)が金融工学を用いて債権を証券化し、それに格付け会社がトリプルA(最上級)の格付けを与えるなど、金融機関と格付け会社が結託したことがバブルを表面化させづらくしました。
また、格付け会社にトリプルA(最上級)を与えられた証券は、世界各国の金融機関を通じて販売され、需要の増した証券がさらにバブルを増長させるという悪循環が事態を深刻化させました。
今回のバブル崩壊よる経済への影響は皆様が思っている以上に深刻です。
これまで世界的な好景気を支えていたのは、住宅価格の値上がりを見越した借入金による過度消費を行っていた米国人です。新興国がここまで急成長できたのも、大量にモノを消費してくれる米国人の存在があったからこそです。
この最大の消費者がいなくなった以上、とりわけ自動車産業など製造業の長期低迷は避けられません。
今後は、失業者増加に伴う更なる消費低迷が懸念されており、これをオバマ大統領の大規模景気対策がどこまでカバーできるかになりますが、過度な期待は禁物でしょう。
また、今回の景気対策は100兆円規模になるといわれており、その全て赤字国債で賄われることから、今後米ドルへの信頼度が大きく揺るぐこととなるでしょう。長期的に見た場合、米ドル安傾向にあることは間違いなく、特に日本の輸出企業にとって来期以降も厳しい状況が続くことが予想されます。日本の製造業にとっては、100年に一度の不況というのはあながち間違いではないかもしれません。

Q2.この不況はいつ頃まで続き、いつ頃安定すると思いますか?
今回の不況は、企業のリストラが一巡する本年度末にかけて底を打つと見ていますが、最大の消費国である米国の失業者問題や国家財政の赤字体質という問題を抱えている以上、簡単には景気の回復は見込めません。
しかし、経済が安定・回復するには、経済学的にも新たなバブルを見つけることが最も手っ取り早く、これまでも5~10年おき何かしらのバブルが起きていたことを考えれば、5年後にはある程度経済は回復しているのではないでしょうか。
ただ、株価に関しては半年ほど先を行くといいますので今年の春頃には一旦底を打つと考えます。実際、輸出関連名が中心に信用売り残超の銘柄が多数出てきており、個人投資家が売りに回り始めたということはそろそろ底を打つシグナルかもしれません。
Q3.未曾有の金融危機といわれる今、すべきことは?(乗り切り方)
個人投資家の多くが多額の損失を抱え身動きの取れない状況となっているようです。
2~3年間保有するおつもりならば良いですが、現在の相場はボラティリティーが高い分、相場の流れを掴みさえすれば普段以上のリターンを得ることが出来きます。
しかし、現在の相場は、ニュース次第で乱高下するため、一ヶ月などの長期保有はお勧めできません。そこで弊社では、投資家の皆様にデイトレードもしくはショートトレード(1週間程度)をお勧めしております。デイトレードであればNY時間に発表される経済指標や要人の発言にも左右されること無く安定した利益を得ることが出来ます。
現在塩漬け株で身動きが取れなくなっている投資家の方やこれから投資を始めようと思っておられる方は、デイトレードをメインに取引されることをお勧めいたします。
Q4.今、投資を始める、または投資をするのは得策でしょうか?
今初心者の方が、何の知識も無く投資を始めることは得策とはいえません。
しかし、超低金利政策を続けていた日本のみならず、景気後退により世界各国も金利引き下げに動くなど、これまで個人投資家の方に人気を誇っていた外国債・外貨預金という選択肢も意味が無くなりつつあります。また、Q3で記載させていただきましたとおり、現在の相場はボラティリティーが高い分、相場の流れを掴みさえすれば普段以上のリターンを得ることが出来る大きなチャンスです。
従って、『何の知識も無く』という点さえ除いてあげさえすれば、
逆に投資を行う絶好のチャンスともいえます。
Q5.どのような投資するのが得策でしょうか?
Q4でお伝えしたように、『何の知識も無く』という点を除いてあげることが必要となります。具体的には、以下の2点の方法が挙げられます。
① 基本的なチャートの見方からテクニカル分析手法を自ら勉強し、
十分なシュミレーションを行った後に実践すること。
② 信頼できる投資顧問にアドバイスをもらいながら投資を行う。
①に関しては、投資に関する本(チャートの見方からテクニカル分析まで)を数冊読んでいただき、十分理解した上で実際のチャート等と照らし合わせ、どのような場合にどのテクニカル指標が役に立つのか、どこでエントリー・利益確定・ロスカットするのか実際に投資した時と同様にシュミレーションしていただく。これを1ヶ月間も繰り返せば、実際に取引をしなくとも相場観を養うことが出来ると思います。
ここでの注意点としては、自信が持てるまでは絶対に実際のお金を動かさないということです。
投資初心者の方が相場に慣れる前に資金を動かすと、必ずといっていいほど塩漬けとなり、相場観を養えたころには身動きが取れなくなっています。
②に関しては、自分で勉強する時間が無い方にお勧めできる方法といえます。
弊社は投資顧問業であることから、投資初心者方から銘柄の相談等を受けることがございますが、多くの方がテクニカル指標等の株についての知識が殆どありません。
弊社ではこのような会員様に向けて、『デイトレードマスター プラチナプラン』というリアルタイムで銘柄の売買タイミング(エントリー・利益確定・ロスカット)を配信するサービスを行っており、株に対する知識が無くても利益を得ることが出来ると大変ご好評いただいております。
また、運用資金の多い投資家様向けに『エグゼクティブプラン』として、弊社アナリストが直接お電話にて売買タイミングをお伝えするサービスも行っております。こちらに関しては、5~10%のリターンを毎月安定的に取っていただいており、一時期流行した投資信託などと比べ安定したリターンを毎月得ることが出来ると、こちらも大変ご好評いただいております。
Q6.様々な投資に興味がある、読者へメッセージをお願いします。
一生懸命働いて稼いだお金をそのまま貯蓄に回すのも良いですが、世界的な低金利が続く中、これからはお金に働いてもらうことも大切だと考えます。ただ、上記しましたように何の知識を持たずに投資を行うことは、宝くじを買っていることと何ら変わりありません。
投資信託に預けるにせよ、自分で投資を始めるにせよ、いずれにしても最低限の知識は必要です。どうしても面倒だと思われる方は弊社サービスをご利用ください(笑)。
Q7.2009年の日経平均株価と円相場(円:USドル)のレンジ予想
日経平均株価予想レンジ:6,000円~10,500円
円相場予想レンジ:80円~105円




